2024.07.15
出かける支笏湖ブルーを楽しめると大人気のドライブルート、秀逸な道「国道453号線」を車で走ると、このような山容が目に入ります。
この写真の右側、三角形の山が「風不死岳」、左側のこぶのようなものがある山が「樽前山」です。
樽前山は「THE・コスパはなまる山」として以前紹介しましたが、今回はお隣の風不死岳も合わせて登ってきました。「ふっぷしだけ」と読みます。
実は風不死岳は一度、登山をはじめたてのときに大学の先輩に連れていかれ、泣きべそをかきながら登った記憶があります。今回もやっぱりきつかった…。
個人的にはこの山に登れたら、脱初心者だと思います。
岩とロープが盛りだくさんの登山ルートをご紹介!
国道453号線沿いに駐車場があり、近くに北尾根登山口があります。
風不死岳は、樽前山から縦走してくるルートが人気なのですが、今年は樽前山の登山ルートが一部通行止めになっていたため、こちらの登山口を選びました。
深い樹林帯が続きます…!
木々に囲まれた登山道で、日影が多く涼しいです。
5合目あたりから急登になります。
写真だと伝わりにくいかしら?ロープにしがみつき、つま先を引っ掛けてなんとか登ります。
ふくらはぎはパンパン。虫はブンブン。顔はげっそり。
手を使う箇所も多いので、軍手は必須アイテムです!
木々の隙間から、支笏湖が見えます!
さすが日本有数の水質…上から見ても美しい。ああもう下山して「チップ」を食べて帰りたい…。(笑) (チップは、支笏湖の名物のヒメマスのことです)
しかし私は、チップにも負けないようなごはんを仕込んできました。
その名も「おこメンチサンド」!
詳しい作り方は、前回の記事をご覧ください。
【禁断のサンド!?人気マンガ『山と食欲と私』のレシピを再現したら「体が求める」おいしさだった!】
食べたら元気が出たので、再び登りますよ~!
それにしても…
こんな岩、誰がどうやったらうまく登れるんでしょうか?
ゆうに2メートルを超える岩々を超えてなければ、山頂にたどり着けません…。
下山を考えてげっそりする、7合目以降の登山道です。
赤い文字の標識と、漢字でなんだか、まがまがしく見えますが(笑)
山頂に到達しました。
目の前に広がる支笏湖の大パノラマと、外輪山がとても綺麗です!
向かいにある山が恵庭岳ですね。
これから向かう樽前山とともに、支笏三山と言われています。
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