【北海道・恵庭岳】絶景と支笏湖を拝む、二つの見晴台。地元アナウンサーの山ガイド

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と美味しいご飯は、もう最高です！
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます～！

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

山頂は立ち入り禁止！支笏湖のすぐそばにある活火山「恵庭岳」

日付：2023年7月7日
黄金山（標高1320㍍）
北海道千歳市・恵庭市
登り2時間40分、下り2時間20分

今回のルートマップ（登山アプリYAMAPより）

山頂(見晴台)からの絶景度　★★★★☆
険しい度　★★★☆☆
周辺の施設充実度　★★☆☆☆
札幌市内からのアクセスの良さ　★★★★☆
個人的オススメ度　★★★★☆

ポイント
✓２つの見晴台から拝む支笏湖が神秘的
✓北海道３大秘湖「オコタンペ湖」を上から見下ろすことが出来る！
✓変化に富んだ登山ルートが楽しい

登山レポ

ぴょこっと尖った”こぶ”が特徴的な恵庭岳。山頂は崩落の恐れがあり立ち入り禁止です。

札幌近郊ですが初心者にはハードそうだと思い、3年間敬遠してきました…が、遠くから眺めていた日々を卒業！登ってきました。

頑張るぞ。（汗で化粧が落ちる前）

駐車場にトイレはありません。ほど近い場所にコンビニもないので事前に済ませておきましょう。
こちらで入山届を出してから10分ほど歩くと、登山入口の看板があります。

…ジャングルみたい。

こんな大きい岩も！自然ってすごい。

そして登山道には倒木が多いです。アスレチックみたいだと最初は楽しんでいましたが途中から、かがむのが辛かった…。

所々にあるロープが楽しい！ここは登りと下りが別のルートになっているので自分のペースで落ち着いて登れます。軍手は必須。

カメラを意識していますね～余裕がありそうな表情ですが膝プルプルです。

そんなこんなで２時間後…

第１見晴台が急に登場！この岩場の先が第１見晴台です。

支笏湖が幻想的！ここまでほぼ展望がないので、これは嬉しい…元気がでます。

山容も美しい。右上あたりがゴールです。

第１見晴台から30分ちょっと歩くと、これまた急に第２見晴台が登場します。
山頂は崩落の危険があるため立ち入り禁止でゴールはここになります。

絶景が待っていた！

綺麗な景色～！
自分が居ることに違和感があるほどの絶景です。頑張ってよかった…。

標識もありました。そしてコバエが沢山いました。さすが夏山～！

山頂への道は封鎖されています…。ああ、見てみたかったなあ。

そう思いつつ、あまりにも虫が多いので第１見晴台に引き返してから、お楽しみの、山ごはんの時間です。

今回は、もりもり食べよう！焼き鳥缶で作るカレーライスです♡
後編の記事でお伝えします。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文：HBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな！」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集：Sitakke編集部IKU