2024.08.29

出かける

いい音楽のある店には、なぜかうまいカレーがある。【函館】

教えられない粉が決め手のカレールー BAR METEO RECORDS(メテオレコーズ)

こちらも特集内のプレイリスト企画に登場した本町のリスニングバー。ここでは当初、毎週金曜限定でカレーを提供していたが、最近は評判がいいため常時提供できるよう仕込むようになった。詳細は伏せるが、店主が絶対的な信頼をおくカレー粉(通販のみで販売)と好みのルーをブレンドしてつくるカレーは、切れ味のある辛さと後をひかない濃厚さがあり、酒肴としてしっかりと成立する味。キーマは不定期で提供。

メテオカレー(800円)。常時あるのはルータイプで、キーマタイプは気が向いたときだけ仕込むとか。

店内に流れる甘くしっとりしたソウルとカレーの味の相性は抜群です。

(店データ)
北海道函館市本町33-5 2F 090-8637-9519

実は30年の歴史をもつ名物カツカレー カレー屋ジャック

函館屈指のディープグルメスポットである中島廉売内に店をかまえて5年になる同店だが、実は1990年代から大門などでインディーズのカレー&バーを営んでおり、そのキャリアは30年を数える。店主はかつて隆盛を極めたライブハウス「函館ケントス」で10年間キーボードを担当。現在もオールディーズバンド「ザ・ハニートラップス」の中心人物として各地でライブを行う。看板はスパイスの風味が前に出たカツカレー。

カツカレー(980円)。とろとろで辛めのカレーが好みの人はど真ん中の味。辛さを足す追いスパイスもあり。

店内には楽器・音響設備一式、モニターからは80'sを中心とした洋楽PVが。

(店データ)
北海道函館市中島町25-17 中島廉売内 0138-76-3009

***
『peeps hakodate』vol,125「音楽と酒と。もしくはコーヒーと。」より

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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