2024.08.29

出かける

いい音楽のある店には、なぜかうまいカレーがある。【函館】

peeps hakodate vol,125のテーマは「音楽と酒と。もしくはコーヒーと。」
今回、何かしらの形で音楽をメインとする店を渡り歩いているうちにふと気づいたことがあった。それは「いい音楽がある店にはカレーがある」ということ。
そしてそれらは大抵の場合、作り方に凝っていて、とてもうまい。
この法則について考えるのは後にしよう。まずは、ひたすら食すのみだ。

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どこともかぶらない独自のルーにハマる。jazz spot Leaf(リーフ)

世の中には「長く続けているジャズ喫茶のカレーはうまい」という、根拠のない法則が存在する。だが、あながちそれは間違っていない。ここのカレーもそうだ。数時間かけてみじん切りにした6種類の野菜と鶏ひき肉を15種類前後の香辛料をベースにしたルーと一緒に煮込んだ「キーマとシャバシャバの中間」のようなカレーは非常に中毒性が高い味で、クミンの存在が立った香りに思わずうっとり。そして安い。

Leafカレー(700円/サラダ付 ※14時半までは500円)

(店データ)
北海道函館市松風町7-6 0138-27-4122

音楽と同じくらい凝ってるカレー 二十間坂 Little Feet

薬膳無水カレー(単品800円)※カレーとダッチコーヒーは、ともにテイクアウトOK。

特集内の別ページにも登場した末広町・二十間坂沿いの音楽喫茶には、8種以上のスパイスと5種の野菜を使った『薬膳無水カレー』がある。無水系ではセオリーの鶏むね肉ではなく、あえて国産鶏もも肉を使用し、圧力鍋で時間をかけて煮込んだ野菜ベースのルーと一体化させる。食後にはヨード卵を贅沢に使った自家製プリンと10〜12時間かけて抽出する水出しのダッチコーヒー(銅製マグ使用)がおすすめ。

(店データ)
北海道函館市末広町17-19 Instagram/@20littlefeet

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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