2024.06.15

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「一生守る」日本最古の観覧車を守る家族のキズナ…68年前と変わらぬ遊具が懐かしい遊園地

たくさんの人の思い出に刻まれてきた、小さな遊園地。

ここのシンボルは、日本最古の観覧車。国の登録有形文化財にもなっています。

八角形のホイールは、74年前の当時のまま…。

この場所は、ある家族が大切に守ってきました。

函館公園の中にある遊園地、”こどものくに”。

開園した68年前から変わらない姿の「メリーゴーランド」に…

くるくると椅子が回転する「スカイチェアー」。

代々守り続けるのは、加藤一家です。

4代目の加藤健一さん(54)は「昔の機械はメンテナンスしていると直っていく。とにかく安全を心がけている」と話します。
 
1950年に完成し、こどものくにの開園と同時に移設されてきた空中観覧車は、現役で稼働する日本最古の観覧車。

この日訪れていた埼玉からの旅行客は「前に乗ったのは12歳、小学校のとき。60年前ですよ」と笑います。

加藤家の長男・大地さん。

かつては違う夢を追い、今の仕事に葛藤を抱えていました。

「父が毎日掃除、掃除と言っていて…外なのですごい汚れるんですよね。毎日やるの嫌だなと」

さらに、こどものくににかつてない存続の危機が…。

「ここは一生続けていかないといけないし、一生守っていかないといけない」

そんな決意で乗り越えたピンチ。

遊園地と多くの人の思い出を守る、加藤家のキズナの続きは
日本最古の観覧車……遊園地を家族で守る「加藤家」の思いとは【函館】

文:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2024年5月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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