2024.04.28

育む

毎日の学童保育が「習い事」に!週5で「英語が口をついて出る」子どもの放課後に進む多様化

ピカピカで色とりどりのランドセルを背負って登校する新1年生たち。

学校が終わったあとの児童が過ごす場所として定着しているのが「学童保育」です。

なかには、ユニークなサービスを打ち出す学童保育もあります。

今どきの小学生の放課後を、のぞいてみました。

放課後児童クラブ、通称「学童保育」は、共働き家庭などの児童が、宿題をしたり遊んだりして過ごす施設です。

こども家庭庁によりますと、全国の学童保育に登録している児童は2023年5月時点で、145万人を超え、過去最多となりました。

学童保育には、自治体などが学校の空き教室や児童館で運営するものと、民間企業が独自のサービスを提供する施設があります。

札幌市内4か所で民間の学童保育施設を開く「キッズデュオ」。
特徴は「英語で遊ぶ、学ぶ」というコンセプトです。

キッズデュオ札幌宮の森のスクールディレクター、五十嵐あゆ美さんは「日本語だめだよとか、日本語しゃべったらアウトだよというのではなく、『Try to speak english』英語を頑張って話そうね」と子どもたちへ伝えているといいます。

この日のアクティビティは工作。

スタッフや友達と交わす言葉は「英語」です。

長時間、英語があふれる環境にいることで自然と英語が口をついて出るようになるといいます。

週に5回通っていると、1年ほどで英語でのコミュニケーションは難なくとれるようになるのだそうです。

さらに、専用バスでの送迎があることも人気の理由になっています。

料金は週2回の利用で月額3万8120円から。

子どもを通わせている親からは「楽しんで遊びの延長でやっていることが実は英語の勉強になっているということが、子どもたちも受け入れやすい。発音はもう全然子どもの方がいいですね」と話していました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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