2024.04.23
出かける「マチガイネッエゾベース」は「地域おこし協力隊」をきっかけに上川町に移住した小山内力さん、沙紀さん夫妻が始めたホットドックメインのお店。ですが、今やキッチンカーで行うスポーツイベントの出店が人気を集めています。
「本当にたまたま、旭川開催の準備に来ていたひがし北海道クレインズのスタッフさんが寄ってくれて、その時に味を気に入っていただいて、清川和彦GM(当時)が『大雪アリーナの試合に出店しませんか』と声をかけてくれました」
力さんは初めてのプロスポーツの試合会場での出店をこう振り返ります。おととし4月に上川町でお店を開き、その後はイベントに出店をするものの手ごたえがない時、思いがけずかけられた言葉が2人の運命を変えました。
去年1月、旭川の大雪アリーナで行われたアイスホッケーのアジアリーグ「ひがし北海道クレインズvs栃木日光アイスバックス」の試合、まだキッチンカーも持たない「マチガイネッエゾベース」はこの試合の出店で、これまで体験したことのない売上を経験します。
その勢いに乗って力さんは、迷わずひがし北海道クレインズのホームリンク、釧路の丹頂アリーナへの出店を決意、ここでも「マチガイネッエゾベース」のホットドッグはアリーナグルメとして人気を集めます。その味だけでなく、小山内さん夫婦の人柄が人気をさらに広げます。