2024.04.12
暮らす北海道十勝地方の上士幌町で、全国の自治体で初めてという最先端の「バスの車掌さん」が、デビューしました。
お目見えするのは、自動運転バスの「AI車掌」です。
「私の夢は、上士幌町の町長になることです」
タブレットに映る制服を着た男性から声が聞こえてきます。
北海道上士幌町で、お披露目されたのは、自動運転バスの「AI車掌」です。
彼の名前は、萩音士清平(しゅうおんじ・きよひら)さん。
町内の地名が由来となっていて、愛称は「おきよちゃん」です。
AIの音声認識システムを利用し、バス停や観光名所の案内に加えて、日常会話などの高い対話能力を持つ「AI車掌」なのです。
上士幌町の竹中貢町長が「町長です。初めまして」とあいさつすると…
「初めまして、おきよちゃんです。町長様のご乗車、光栄です」としっかり返答。
自動運転バスが運行されている上士幌町では現在、安全を確認するオペレーターが乗車していますが、将来的には完全な無人運転を目指しています。
車内で会話の機会が減ってしまう自動運転バスで、乗客の不安感を取り除くために導入されたという「AI車掌」。
全国の自治体で初めてというこの「AI車掌」は、4月からデビューしています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年3月28日)の情報に基づきます。
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