2024.04.06

暮らす

アートは、生きることそのもの。“満たされないなにか”があるからこそ、面白くできる【アートと暮らす・後編】

インタビューを終えると、酒盛りに

インタビューを終えるとすっかり夜になっていた。

施設内には、アーティスト同士が交流しながら食事をするための大きなテーブルがあった。これも小田井さんのいう“友達”ならではの取り組みだろうか。

広間ではアーティストたちが酒盛りを始めている。

集まっていたのは日本、韓国、ドイツのアーティストたち。
「おいでよ」「飲みなよ」と誘われ、最初は戸惑いつつも、私も気が付けばウイスキーで乾杯。

「死ヌヨ」とお墨付きの激辛ラーメンをご馳走になり、英語といろんな国の言葉をちゃんぽんにしながら、互いの作品や、日本のアニメの話で盛り上がり、すっかり満腹。

激辛ラーメンに言葉を失う小田井さん

小田井さんの「アーティストとは友達でいたい」という思いが生み出した、オープンな空間と、アーティストとの交流をこの身で体験し、”生きること”に少しだけ触れることができた気がする。

お金がなかったらアートは楽しめないの?
とんでもない、答えは「NO」だ!

大学を卒業し、新たな一歩を踏み出す、この春。
さあ、私はどのように生きていこうか!

***

※2024年1月時点の情報です。最新の情報は施設のHPをご確認ください。

さっぽろ天神山アートスタジオ
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)

文・取材:Sitakke学生ライター講座受講生 わっか
編集:Sitakke編集部 ナベ子

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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