2024.04.03
暮らす持続可能な未来のために、高校生が社会問題の解決に向けたアイデアを発表する「SDGsQUESTみらい甲子園」。
私たちが着ている服が捨てられるなどして、環境問題を引き起こしています。
札幌藻岩高校の生徒は、着なくなった着物をリメイクしてもう1度命を吹き込みました。
札幌藻岩高校2年の池内萌さん(17)が「着られるものもまだあったのでもったいない」とつぶやきます。
この服は、全て家庭で着られなくなったとして捨てられる予定のものです。
環境省によりますと、可燃や不燃ごみに出される衣服の量は47万トン。
1日平均で、1200トンの衣服が廃棄されている計算になります。
このうち再資源化されているのはわずか5%。
残りの95%は焼却や埋め立てで処分されています。
廃棄される衣服をリメイクして新しい服を作れないか?
挑戦したのは、札幌藻岩高校の生徒3人です。
札幌藻岩高校2年の池内萌さん(17)は「廃棄される前の服からこんなすごいものができるんだって。リサイクルする事例、用途の一つの例として発信できる」と考えたといいます。
3人は、授業をきっかけに「服飾」、「環境」、「多様性」の3つをかけ合わせたテーマを設定。
捨てられる予定の衣服の中でも、着物に目を付けました。
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