大学生が、日々学んでいることを高校生に伝えています。
まるで「先生」のよう!
これは、「コネクトフェス」という放課後イベント。
高校生は進路を決める「道しるべ」を探します。
札幌市手稲区の北海道科学大学と北海道科学大学高等学校。
「高大一体教育」という教育プログラムに取り組んでいます。
高校生達は、大学教育に触れる機会が多くあることで、自分の進路について高い意識を持って学ぶことができます。
コネクトフェスでは、大学生たちが自ら作った授業の内容をまとめた展示物や体験コーナーが並びました。
高校生に、より深く大学を知ってもらえるようにという思いを込めて開催されています。
高校での学びはいわば「基礎」。
「この勉強って、将来なんの役に立つの?」と、学生時代に思ったことがある人は少なくないはず。
でも、高校のその先、大学生が学ぶ専門的な授業に触れることで、将来像が見えてきたり、やりたい選択肢が増えたり…
北海道科学大学高等学校の橋本達也校長は「直接大学の授業や学びに触れることは、すごく大事なこと」と話します。
さらに、北海道初の画期的な取り組みも始まります。
大学の単位を高校生から先取りできるんです。
そこから生まれる大きなメリットとは。
▼高大一体教育で「自らの人生に必要な学びを探ってほしい」。北科大高校が変える学びと進路の選択で詳しくお伝えしています。
※掲載の内容は取材時(2024年2月)の情報に基づきます。
■学び舎にたった一人…だからこそ見つけた「将来の夢」地域に愛された最後の卒業生