旅の情報はSNSで検索する時代。知らない町でも、SNSで魅力的に発信されていると、「次はここに行ってみたい!」と旅心がかき立てられます。
安平町で地域おこし協力隊として活動しながら、ゲストハウスを経営し、SNSで北海道の魅力を発信するROYさん。「1分で外さないスポットが見つかる」をコンセプトに、グルメからアウトドアまで、北海道に関する情報を発信しています。インスタグラムフォロワー4.3万人のインフルエンサーに、その原動力とこれからの展開について聞いてみました。
——はじめまして、ROYさん。今日はよろしくお願いいたします!
こんにちは。よろしくおねがいします!
——ROYさんのインスタグラム、拝見しています。北海道各地でいろんなことをしていますね。とっても楽しそうですし、情報量が短い動画に詰まっていて、手早く魅力がわかるのもいいですね。
見ていただいて、ありがとうございます。「“旅”と“北海道”」の魅力を伝えるために開設したアカウントです。毎回、テーマを決めて各地へ取材・撮影に行き1分くらいの動画に編集しています。僕の場合はまとめ記事が多いですね。1泊2日の旅も50秒のリールにまとめるので、結構大変な時もあります(笑)。
——そもそもインスタで旅と北海道について発信しようと思ったきっかけは?
その前に、僕が旅に関わることになったきっかけから話しますね。
札幌で生まれ育ち、英語教師を目指して地元の大学に入学。大学生活を満喫していたのですが、ある日、ワーキングホリデーという制度があることを知り、休学してオーストラリアに1年間行ってきました。それが僕にとって人生初の海外。ついでに人生初の旅でした。初心者のくせに自転車でオーストラリアの東半分を1万キロ走破したんです。