2024.03.08

暮らす

“カスハラ”被害者は6割超え「使えねえなぁ!」理不尽な実態 背景に社会全体の疲労?

社会全体が疲れている

この問題を受け、道議会・自民党道民会議は、会派内にカスハラの防止条例制定に向けた検討部会を設置。

早ければ2024年内の条例制定を目指します。

そして、国も対策に乗り出しています。

厚労省が制作した「カスハラ」の啓発動画を見てみると…

客役の男性が、店員に向かって「「あんた、ほんとに鈍いな。頭悪いんじゃないの。この役立たずが!」と詰め寄ります。

映像では、対応策などを分かりやすく解説しています。

さらに、企業に対して「相談体制の整備」や「対応マニュアルの作成・研修」などを推奨しています。

現代社会に蔓延する「カスハラ」の実態について、ココロバランス研究所の島田恭子代表理事は「SNSの普及や社会全体の疲労」が背景にあると話します。

「コロナ禍、そして、戦争も社会経済も悪くなってきているので、イライラのはけ口みたいなところが、カスハラをより一層顕在化させた」というのです。

カスハラの被害は自治体にも広がっています。

札幌市広報部市民の声を聞く課の谷川晋介係長によると、

「このやろう!」「バカヤロー」「このガキ」

などといった発言を受けることが多いといいます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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