2024.02.22

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数センチ単位の除雪の“神業”をもつのは「農家さん」就航率99%支える「ワックスウィングス」【北海道・旭川空港】

小回りがきく「除雪グレーダ」は、滑走路に突き出た照明灯の間を縫うように、蛇行しながら走行。

もちろん破損したら、飛行機の離発着に影響が出てしまいます。

数センチ単位で照明灯をかわす運転テクニックは、もはや神業!

まさに技の除雪グレーダです。

ようやく滑走路が見えてきました!

最後の仕上げはスノースイーパです。

前方についている金属製のブラシを回転させて、残った雪をはね飛ばします。

除雪隊「ワックスウイングス」の鹿野剛さんは「雪の量や質に応じて、ブラシの回転の速度を調整し、最高の仕上がりとなるように努力している」と胸をはります。

数々の車が滑走路を除雪、最後に床を磨くように5台のスノースイーパが、斜め一列となって走行。

これこそがワックスウイングスのチーム力です。

通った道に 雪はありません。

午前8時半、この日の第一便がやってきました。

除雪した滑走路に無事、着陸。

でも、どうして冬の滑走路でも滑らず着陸ができるのでしょうか?

実は、飛行機には夏タイヤ・冬タイヤといった概念はないのだといいます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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