2024.02.24
SitakkeTV年代も性別も異なる6人がテーブルを囲み、始まったボードゲームの体験会。
※カードゲーム「コミュニティコーピング」は(一社)コレカラ・サポートが開発した、人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲームです。
これがなかなか、「リアル」なんです。
カードに書かれた、病気や相続、老後の不安…人生で訪れるであろう悩みの数々。
例えばこんな一文…。
・斉藤さん、60代男性
・障害を持つ息子と同居
・自分が元気なうちはまだいいが、将来自分が亡くなった後はどうなってしまうのだろう
このゲームでは、そんな悩みをプレーヤーが地域住民となって、みんなで解決していきます。
悩みもリアルなら解決方法もリアル。
どんな方法が導き出されるのでしょうか。
▼「自分が死んだら障害もつ息子は…」人生で悩むリアルな問題がカードゲームに 地域で解決する方法見つけるきっかけに
ゲームをきっかけに主催者が考えてほしかったのは、人生の終わり、「終活」。
終活は「終わる活動」と書くので、どうしても亡くなった後や、亡くなる準備、と思いがち。
だけど、終活マイライフの熊崎梨絵理事(認定ファシリテーター)は「あすをよりよく生きるために終活しましょうとお話している」といいます。
終活は、「死を考える」のではなく「生きるこれからを考える」こと。
だからこそ、高齢者だけでなく、私たちみんなの今に関係しています。
人生100年時代の今。
Sitakke世代から見た、「親世代」の終活に、一緒に向き合いたい。
連載「親の終活について、考える」では、大切な人だからこそ、向き合いたい「終活」をじっくりとお届けしています。
※掲載の内容は取材時(2024年2月)の情報に基づきます。
■親が認知症になる前に…「負の遺産」やっておかなきゃ後悔することとは?【親の「終活」を考える#3ー②】