2024.03.01
出かける森山館長:こちらの軍医は『肋骨服』とも呼ばれるもので、明治19年に制定されました。当時の陸軍は、フランス式を導入していたということもあり、胸飾りはフランスに倣って付けられています。
私:『ゴールデンカムイ』では、鶴見中尉が着用していますよね!
森山館長:鶴見中尉のおかげで一躍有名になりましたね(笑)。
興味深いことに、実はこちらで展示している『肋骨服』は、日露戦争当時、野戦砲兵第27 聯隊長の鶴見数馬 陸軍大佐という方が着用していたものなんです。
私:なんと…!「鶴見」さん…ですか。偶然なのか、それとも…?
森山館長:…想像が膨らみますよね!
森山館長:よく見てみてください。実は、胸飾りの3箇所は、ポケットになっているんですよ。
私:ほんとだ!ポケットになってる!」
森山館長:ちょうど 「小指の骨」を隠し持っておくのにちょうどいいいサイズ感ですよね。
私:313話の、鶴見中尉の“あのシーン”ですね?ふふふ…