2024.02.20
深めるその「つらさ」をまさに「体験」できるイベントが、北海道苫小牧市で開かれました。
電気が流れるパッドをおなかに貼り、腹筋を刺激することで生理痛を再現するキットです。
大阪の会社が開発しました。
HBCの男性記者が体験すると、すでに「弱」でも「結構刺激が強い」とのこと…。
痛みの強さは、3段階あります。
調査した女性の8割が最も「生理痛」に近いと感じたのは、最大の強さ=「強」の刺激でした。
最大の強にすると、体験する男性記者が前かがみになってしまう痛みです。
参加したほかの男性も次々に痛みに顔をゆがませます。
「すごい汗が出る…押さえ込まれるような痛みというか、我慢できないというのがよく分かった」
「働いているときや楽しい予定があるときに重なったらつらいなと思った」
女性たちからは、生理痛の「再現度」が確かに高いとのこと。
「ふだん私はもっと痛みを感じているので、これくらいだなというふうに感じた」という人もいました。
元々は、生理痛の症状が軽い同性の友達に、「つらさ」をわかってほしいという女子大学生のアイデアから生まれたこの装置。
今日の体験は、誰かのつらさに寄り添うきっかけの1つになりました。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年2月6日)の情報に基づきます。
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