2024.02.14
食べる今回およそ半世紀ぶりに「指定野菜」となるブロッコリーですが、「指定野菜」とは、農林水産省が指定している、消費量が多く、国民生活に重要性の高い野菜のことをいいます。
つまり、私たちの食卓に多く並ぶ野菜のことです。
キャベツやキュウリ、トマトなど現在14品目あります。
2年後の2026年度にブロッコリーが追加されて15品目になります。
実に52年ぶり ジャガイモ以来の仲間入りです。
2022年の出荷量、全国トップは2万6200トンの北海道です。
指定野菜になることで、価格下落のときに生産者へ国などからの補助金が増えて安定供給につながり、消費者にとっては年間を通して価格が落ち着くというメリットがあるということです。
そして、「野菜の王様」と呼ばれるブロッコリーは栄養素がすごいんです。
札幌保健医療大学の荒川義人客員教授によりますと、鉄分やカルシウム、タンパク質などが多く含まれています。
さらに、最近の研究では、肝臓の機能向上やがん細胞の増殖を予防する効果も期待されているそうです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年2月2日)の情報に基づきます。
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