2024.02.14
食べるブロッコリーが人気を集めている理由の一つが、“豊富な栄養素”です。
例えばビタミンC。
私たちはレモンやイチゴを連想しがちですが、ブロッコリーのビタミンCはそれらより多いんです。
札幌保健医療大学(栄養学)の荒川義人客員教授は、「カリウムやカルシウムとか鉄分も多くて、栄養的に見てもすばらしい野菜」と太鼓判をおします。
そんな栄養満点のブロッコリーを活用して、マチおこしをしているところが北海道内にありました。
空知の秩父別町です。
道の駅は、入ってすぐにブロッコリーの製品がいっぱい売られています。
ラーメン・パスタ・ソース、全部ブロッコリーです。
地元でとれた特産品のブロッコリーを加工して、ご当地グルメとして販売していて、麺にブロッコリーの粉末を練りこんだ“緑のラーメン”も人気を集めているそうです。
町内には、さらにユニークなお店も!
秩父別町内で10年以上営業している飲食店「ぶろっこりー」。
お店で出している人気のオリジナルメニューというのが、この「緑の天丼」。
HBCの堀内大輝アナウンサーも「甘い、おいしい!茎の部分もシャキシャキしていて噛めば噛むほど甘いです」と大満足!
ゆでるのが一般的なブロッコリーですが、油との相性もいいので、揚げ物にも適していて甘みも強くなるのだといいます。
地元のブロッコリーを使って、地域を盛り上げようと開発したメニュー。
いまでは、ビジュアルと味がSNSで広まり、関東や関西から食べにくるお客さんもいます。
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