2024.02.14

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【マニアの聖地】プラモデルやミニ四駆…古き良き、少年たちの夢がある。創業51年、札幌の”模型文化”を守る親子の思い

父・豊さんが脱サラして開業したお店は”札幌の模型文化の最後の砦”に

「オーム模型」は1973年に、健一さんの父・豊さんが脱サラして開業しました。

当初は、電気関係の仕事を請け負う会社「オーム電機」の模型部門としてスタートしましたが、次第にラジコンやプラモデルの人気が高まり、その後、模型一本でいくことになりました。

店の模型部門を任されていたのが、健一さんの母・利江さん。 商売を始めたころは、大変だったといいます。

利江さん
「開業当時は無我夢中。苦労したよ!」

開業から50年。 いまでは「オーム模型」は、多くの模型ファンたちにとって、なくてはならない存在になりました。

プラモデルやラジコンを卸す問屋に務めている髙橋昌宏さん。 オーム模型とは23年ほどの付き合いになるといいます。

髙橋昌宏さん
「模型問屋にもないくらいの種類があると思います。『オーム模型』は、札幌の模型文化の最後の砦というふうに我々は形容しています」

これまで「オーム模型」を支えてきたのは、お客さんたち。 母・利江さんはお客さんとの心のふれあいを大切にしています。

利江さん
「お客さんありがたい。みんながね、助けてくれた」

常連客の川島さん
「僕らの頃は(利江さんのことを)“オームのおばさん”ってみんなで呼んでいました。社会の一般知識なども教えてもらったので、育ててもらったおばさんということで、すごく感謝しています」

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