その数は、とても少ないながら、今シーズンも姿を見せてくれたようです。
夏の間は、ユーラシア大陸やアメリカ大陸の、おもに北極圏に生息するユキホオジロです。
冬になると、南へ下り越冬するのですが、そのうちの、ごくごく一部が北海道にやって来て、かわいらしい姿を見せてくれます。
ほっぺたのオレンジ色の模様が、正面から見るとまるで「おかめ」のお面にそっくりです。
長く伸びたハマニンニク(テンキグサ)という、浜辺に生えるイネ科の植物の実が大好物で、
ピヨ〜ンと伸びた穂に乗っかって、自分の体重で押し倒し、実をついばみます。
ときどき、トコトコと歩きながら、天敵がいないかどうか、首をかしげて空を見るのですが、そんな動きもキュート。
たくさんいたとしたら、シマエナガ並みの人気者になる子だと思うのですが、なんとも数が少ないため、会えただけでもとてもラッキーな、ユキホオジロなのです。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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