2024.02.08
出かける2月4日(日)から11日(日)まで開催中の、冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」。
ことしのHBC広場の大雪像は、ドイツ南部に位置するバイエルン州にあるお城「ノイシュヴァンシュタイン城」がテーマ。建設者・バイエルン国王ルートヴィヒ2世の“中世の騎士物語の憧れ”を具現化したお城ともいわれています。
というわけで、Sitakkeでは、中世ドイツの雰囲気を味わえるスポットに注目!
ドイツ観光局の広報を担当する大畑悟さんに、おすすめスポットとその楽しみ方を聞く第2弾。
【前回の記事】門をくぐればそこは中世!?冒険物語のような世界にどっぷりハマれるスポット【ドイツ観光】
今回は、バイエルン地方のお祭りについてお届けします。5月〜9月まで、中世の気分が味わえるお祭りが3つも開催されるそうなんです!
——前回、大畑さんのお話では、ローテンブルク観光では“中世の人になりきる”のがおすすめで、その絶好のチャンスが「マイスタートルンク」という盛大なお祭りということでしたね。どんなお祭りなんですか?
その前に、今や世界中からやって来る観光客でにぎわうローテンブルクの歴史からちょっとお話ししますね。
19世紀初頭に城壁を壊してはいけないという命令が下り、ローテンブルクは開発から取り残されていきます。特に産業があるわけでもなかったので、ぜんぜん人が来なくて寂れていくんです。鉄道の支線が敷かれた後、観光で人を誘致しようとするのですが、それでも人は来ない。そこで思いついたのが、この中世の街並みを生かした歴史劇の上演です。
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