2024.01.31

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恋愛でタイミングを逃しがち。自分は独り身の運命なんでしょうか……【お悩み#55】

にこだよんさんは「諦めてコンカフェに」とも書いていたけれど。
あなたは生きている限り、酒場という環境に限らずとも誰かに出会い続けるし、その出会いの中から、また恋の炎を燃やすこともあるはず。
だとすれば、その邂逅を「恋」というフィルターのみで単純に見定め、炎が消えたら「はい終了」としてしまうのではなくて。
にこだよんさんの人生の中でより幅の広い、息の長い関係性へと育てられるよう、ロングスパンで大事にしてみたらどうかなって思うのよ。

恋とは、実る実らないに関わらず、性質としてはかないもの。たとえるなら、美しいながらも散っていってしまうさくらの花。
その時咲き誇り、こころにときめきをもたらしたとしても、いずれその勢いは衰えていってしまう(お付き合いっていうさくらんぼを実らせることもあるけどね)。

イメージ

でもさくら自体は、その開花をきっかけに葉を茂らせ、枝を伸ばし、幹を太くしていく。
人間だって、恋をきっかけにそれと同じことができるはず
ロマンスをひとつの入り口として、出会った誰かを自分の人生の「幹」というか、大事な支えにしていくことはきっと可能。あたしはそう信じてるんです。

だから、にこだよんさん。
これまでの出会いについてはできるのなら、これからの出会いについてはぜひ、どうかしっかり大切にしてみてください
「恋人」や「伴侶」、その延長上の「家族」って関係性も素敵だけれど、人が人と一緒にいるかたちはそれだけじゃない。
その様々なかたちをいろんな人と作っていけば、あなたの「さびしんぼ病」もきっとふっと、根本から楽になる瞬間が来るんじゃないかと思います(あたしはそうでした)。

運命の果実を一緒に食べる相手が、いつかにこだよんさんに見つかるようにと願いつつ。
西創成から、あなたとひとつの「つながり」を得た人間として、これからもあなたのことを応援していますね!

ま・と・め♡

というわけで、今回は恋のタイミングなんて話題について熱く語ってみました〜。
いやぁにしてもさ、あたしにもそろそろきちんとした春きてもいいと思うんだけど、マジでなんでこうも常時カラッカラなのかしらね……。なんかあったとしても「ろくでもなさ」のオンパレードだし……。

一縷の望みをかけて初詣の時に引いたおみくじもさ。末吉。
しかも恋愛のところすんげぇのよ。「裏切られる、やめよ」って書いてあんの。
なんなわけ!?

神様、あたしに喧嘩売ってきてんのかしら。
いつかとっちめてやります。←

ではではみなさん、Sitakkeね〜!

***
文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部 ナベ子
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。LGBTパレードを主催する「 さっぽろレインボープライド」の実行委員を兼任。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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