2024.01.26

暮らす

知りたい!雪かきのコツ 負担をかけないポイントをスポーツトレーナーに聞いてみた

水分を含んだ湿った雪。

「雪かき」もひと苦労です。

厚労省によりますと、身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、「メッツ」というものがあります。

座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツです。

そして、雪かきは6メッツで、バスケットボールやウエイトトレーニングに相当するということなんです。

そこで、からだにできるだけ負担をかけない、疲れにくい「雪かきのコツ」があるということです。

今から10年ほど前にYouTubeにアップされた雪かきのコツを紹介している動画は、これまでに47万回再生されています。

動画の投稿者は、札幌市北区にあるスポーツクリニックのスポーツトレーナー、森脇俊文さん。

まずスコップの柄を持つ手を、“甲”が上になるように持ち替えるのがポイントだといいます。

手の甲を上に!

「手のひらが上だと腕のチカラを多く使いやすい。手の平を下向きにすると、からだ全体で雪を投げることができる」

「手の甲を上向きにして、からだのひねりと腕の引きを合わせて、腹筋に力を入れると、よりからだに負担がかかりません」

手の向きの上下を変えるだけで、負荷がかかる場所が背中に移動し、からだ全体の力を使いやすくなるのです。

取っ手があるスコップの場合、取っ手を持つ手は、「手のひらを上」にします。

重要なのが、柄を持つ手の向き。

こちらは、「手の甲を上」にしてください。

そして、雪をかく際は、「腕を後ろに引く」のと同時に「からだをひねり」、戻す力と一緒に雪をはねるということなんです。

youtubeより

けがの予防にもつながりますから、ぜひ実践してみてください。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年1月18日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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