早速ある扉をあけて案内してもらったコチラが、東西線「ひばりが丘」駅にある秘密のホーム。
なんとも無機質で殺風景なホームです。
異常なほど狭いホームに、安全柵、黄色の回転灯まで付いています。
さらにホームには乗務員も姿を現しました。
間もなくすると、駅の放送が入り、東西線の車両がホームに入ってきました。
よく見てみると、行先表示には「自動回送」と書かれています。
このホームは一体、何なのでしょうか?
実はこの秘密のホームの正体は「乗務員専用のホーム」。
札幌市交通局の髙橋さんが、「東車両基地から、このホームまでの間は地下鉄の車両は無人で回送されます。そのため、このホームから乗務員が乗り込みます」と教えてくれました。
実は、ひばりが丘駅の近くには、札幌市交通局の東車両基地があります。
朝晩に車両の本数を調整する際に、このホームで乗務員が乗り降りしており、あとは自動運転で、車両基地に出入庫するというわけなんです。
1982年に、東西線の白石駅から新さっぽろ駅間の延長開業した時にホームができたということです。
さらに「秘密の通路」もあるということで、取材させてもらうことに。
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