2024.01.12

暮らす

家に荷物が届かない?2024年の大問題!私たちにできること 輸送力低下の背景はドライバーの労働改善

現場は「効率化」を模索

現場でも「2024年問題」の解決に向けた取り組みが始まっています。

札幌市北区の北旭物流では、トラックの運行やドライバーの労務を管理するシステムを、最新のものに入れ替えました。

こうすることで、勤務時間だけでなく、休憩時間、翌日の出勤までの時間が目に見えるようになったといいます。

さらに、トラックの位置情報をリアルタイムで確認できるのに加え、「走行中」や「荷降ろし」など、今している業務の内容も一目で分かるようになりました。

一方ドライバー側は、車内のタッチパネルで簡単操作。

一日の業務報告を手書きしていた「日報」もシステムでは自動で作成されるため、事務作業の時間が短縮できたといいます。

北旭物流の今真志課長は「『たかが日報』なんですけど、書くのには10~15分はかかる。この時間がなくなることは、ドライバーにとってすごくストレスが軽減される」と話します。

労務管理や日々の作業を効率化することで、2024年問題を乗り越えようとしています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X