2024.01.12
暮らす2024年は、あの問題が待ち構えています。
新千歳空港で公開された“貨物専用”ジェット機。
宅配大手のヤマトホールディングスなどが、4月から導入します。
見据えるのは「2024年問題」です。
あなたの家に、荷物が届かなくなるかも?
物流の2024年問題を考えます。
連載「じぶんごとニュース」
旅客機を改造した貨物専用機。荷物を積み込みやすいように、大きな扉に付け替えられています。
10トントラック5台から6台分の荷物を載せることができます。
ネット通販の拡大で、荷物は個数が増える一方小型化していて、貨物機による輸送に期待が寄せられています。
その背景にあるのが2024年問題。
長距離トラックドライバーが確保できなくなりトラックでの輸送力が不足するという課題です。
4月から、トラックドライバーの長時間労働を改善するため、残業時間に年960時間の上限が設けられます。
全日本トラック協会の調査では、「残業が年960時間を超えるドライバーがいる」と答えた事業者は、全体のおよそ3割にのぼりました。
残業時間を制限すれば、その分、運ぶことのできる荷物の量や距離が減ります。
さらにドライバー不足が続けば、2030年には、現状の3割を超える荷物が運べなくなる可能性が指摘されています。
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