2024.03.05

みがく

朝の泡洗顔は必要?自己流でやりがちな「朝のスキンケア」をプロが徹底解説

時間をかけにくいと感じる人も多い朝のスキンケア。でも、健康な肌のベースを作るためにとても重要な役割を担っているのです!
そこで今回は、空知地方在住・美容ライターの筆者が、自己流でやっている人も多い朝のスキンケアの目的とやり方を紹介します。

朝のスキンケアの目的

目的1:皮脂や汗、ほこりなどの汚れを落とす

寝起きの肌には、睡眠中に分泌された皮脂や汗、ほこりなどの汚れが付着しています。汚れを落とさずにいると、皮脂が酸化して毛穴が黒ずんだり、汚れや皮脂によってアクネ菌が繁殖してニキビができたりと、思わぬ肌トラブルの原因となる可能性も。朝の洗顔で肌を清潔にすることが大切です。

目的2:紫外線などの外部刺激から肌を守る

紫外線、花粉、大気汚染物質、ほこりなど、日中の肌はさまざまな外部刺激にさらされています。そんな外部刺激から肌を守ってくれるのが、肌にもともと備わっているバリア機能。バリア機能の働きを整えるためにも、肌をうるおいで満たしたら十分に保湿し、日焼け止めで紫外線対策をするという基本的なスキンケアを、朝にも丁寧に行いましょう。

スキンケアの手順

STEP1:洗顔で肌を清潔にする

ポイント:洗顔料を使う

ぬるま湯での水洗顔だけでも汗やホコリは洗い流せますが、皮脂汚れが残りやすいという欠点があります。皮脂汚れによる肌トラブルを防ぐために、肌の乾燥が気になる人でも、できれば洗顔料を使ってやさしく洗い流してください。ぬるま湯の温度は、皮脂を落としすぎずに汚れが落とせる32~34度がおすすめです。朝から洗顔料を泡立てる時間がない人は、最初から泡で出てくるタイプの洗顔料を用意しておくと安心です。

STEP2:化粧水や乳液で保湿をする

ポイント:洗顔後すぐに丁寧な保湿ケアを行う

洗顔後の肌は、水分が失われやすく無防備な状態です。外部刺激によるダメージを受けやすくなっているので、洗顔後はすぐに化粧水でうるおいを与えて、乳液やクリームで水分蒸発を防ぎましょう。摩擦が起こらないように、やさしく包み込むように丁寧に行うのがコツです。ナイトクリームのようなコクのある高保湿タイプのスキンケアは、メイクが崩れる原因となる可能性があるので、メイクをする予定がある人は、軽い使用感のスキンケアアイテムで保湿ケアを行ってください。

STEP3:日焼け止めで紫外線対策をする

ポイント:外出しない日にも塗る

紫外線は、窓ガラスを通り抜けて家のなかにも侵入します。また、曇りの日や雪の日など天気が悪い日でも紫外線は降り注いでいるので、1年を通して日焼け止めによる紫外線対策を行うのが大切です。液状であれば1円玉硬貨大2個分、クリーム状であればパール粒2個分を額、鼻、両頬、あごにのせて、ムラなく塗り広げましょう。日常生活の紫外線対策であれば、SPF値が20程度のもので問題ありませんので、スキンケアの最後に必ず塗るように心がけてください。

朝のスキンケアには、汚れを落として肌を清潔にし、日中に受ける外部刺激から肌を守る目的があります。目的をしっかり理解したうえで正しいスキンケア方法を身につけて、肌トラブルが起こりにくい健康的な肌を手に入れましょう!

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文:あやの(美容ライター)
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【ライター:あやの PROFILE】
空知地方在住。2歳の娘が可愛くて仕方ない美容ライター。OL時代、毎月の給料日にご褒美コスメを買うのが日課になり、美容が大好きに! 正しい美容知識を身につけるためにコスメコンシェルジュを取得し、様々な媒体で美容関係の記事を執筆中。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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