2023.12.28
深める北海道で暮らすみなさんと、一緒に作り上げるWEBマガジン「Sitakke」。日常の「モヤモヤ・悩み」に寄り添う情報を届けるべく、2023年も、多くの記事を配信してきました。
その中で、ことし特にアクセス数が多かったTOP10位の記事の中から、編集部ピックアップとして7本分を再配信いたします。(同じ連載から複数記事がランクインしている場合は、ひとつにまとめて、最も読まれた記事を再配信します)
今回は、【第1位】にランクインした記事です。
2023年、Sitakkeで最も多くの方に読まれたのは、連載「忘れないよ、ありがとう」
「こころが男性どうし」のふうふ・ちかさんときみちゃんの間に宿った新しい命を、若手記者の「わたし」が見つめる連載です。去年から配信していますが、ことし、2人に新たな家族が加わり、続編の記事を公開したところ、さらに多くの方に読んでいただきました。
多様な価値観や生き方を尊重し、そっと寄り添いたいという想いで運営している「Sitakke」。性の多様性は、大切にしているテーマのひとつです。(by 編集部 IKU)
以下、ことし10月に配信した記事をお届けします。
涼しい風に、時折秋の訪れを感じるようになった、9月の札幌。公園を散歩する、家族のひとときです。
赤ちゃんを抱き上げているのは、きみちゃん。からだは女性、こころは男性のトランスジェンダーです。
その隣で赤ちゃんを見つめるのは、きみちゃんのパートナー・ちかさん。
からだは男性、こころは男性ですが、日によって女性寄りの日もあって、好きになるのは男性だけ。
きみちゃんについて、「ひとりの人間として優しいし、頼りになる」と話します。
2人は、「こころが男性どうし」のふうふです。
2年前、2人の間には、新しい命が宿っていました。
しかし、2021年12月28日。2人は赤ちゃんと、思いがけない形で対面することになりました。
これまで連載「忘れないよ、ありがとう」でお伝えしてきましたが、ことしの初め、2人からある知らせが届きました。
記者の「わたし」の目線で見つめてきた、連載「忘れないよ、ありがとう」の"その後"をお伝えします。
■「ぼくの中にも女性性?」アナウンサーが自分の“性”について考え込んでしまった理由とは」。
■こころが男性どうしのふうふと、2人の間に宿った新しい命を見つめる連載「忘れないよ、ありがとう」
■トランスジェンダーの息子と、その母親が、交代で心の中を語る連載「親の心、子知らず。子の心、親知らず」