これまで最優秀賞のチームは、LINE(ライン)やPayPay(ペイペイ)など大手のIT企業ばかり。
「from北海道」もIT企業かと思いきや、実は住宅設備の会社。
社内では実際に施設の電気図面をひいていました。
若者の挑戦を後押しする社風なのだといいます。
「from北海道」のメンバーの3人は設備会社のデジタル推進室で働いています。
道路交通法の改正で、12月から特定の事業者に義務化されたアルコールチェック。
3人は、スマートフォンでアルコールの数値を記録するアプリなど、業務に必要なシステム開発などをしています。
この会社では、3年前までファクスのやり取りなどが中心でした。
そこで業務を効率化しようと発足したのが、このデジタル推進室です。
チームリーダーの七海さんは、道内の大学を卒業後、東京の大手IT企業に勤めていましたが、デジタル化に力を入れるこの会社に応募しました。
七海さんは、「もともとデジタル推進室というものはなかったなか、デジタル化へ変えようとしているんだっていう、その意気込みと熱意が本気だなと感じて、僕も一緒にやりたいと思った」と話します。
とはいえ、大手並みの待遇は望めないのが現実…。
それでも、決め手となったのが、「環境」です。
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