寒い冬の定番アイテムである“ニット”。ですが、肌が敏感な方などは、「ニットのチクチクがかゆい」「痛い」と感じる方も多いのではないでしょうか。
今日は札幌在住・2男3女のママでもあるファッションスタイリストの筆者が、ニットのチクチクを軽減してストレスなく着る方法についてご紹介します。
そもそも、どうしてニットを着るとチクチクすることがあるのでしょうか。原因は以下の3つが考えられます。
ニットを着たときのチクチク感やかゆみは、その素材によって大きく変わります。なかでも、「毛」などと表記されているウール素材のセーターは、チクチクしやすい傾向があります。その理由は、繊維が太く固いものが多いので、肌に繊維が刺さってチクチクした刺激に感じるのです。触ってみてゴワゴワしているものは繊維が太く、着用すると刺激が出やすいといわれています。
タートルネックのように首回りをぴったりと覆うタイプや、コンパクトなサイズ感でお肌にフィットするニットはチクチクしがちです。特に首は皮膚が薄いため、ニットが直接当たることで刺激を感じやすいといわれています。
肌が乾燥していると、かゆみを起こしやすくなります。そこにセーターによる摩擦や刺激が加わると、よりかゆみやチクチクを感じやすくなります。乾燥しやすい冬はとくに、ニットを着用する前にボディクリームなどで保湿をするのがおすすめですよ。
ウールではなく、カシミア・コットン・ナイロン・ポリエステルを選んでみましょう。チクチクしにくい素材ですので、おすすめですよ。
ニットを購入する際は、素材表示を確認し、参考にしてみてくださいね。