北海道で車のタイヤ脱落事故が相次いでいます。
事故を防ぐためのキーワードは「増し締め」です。
連載「じぶんごとニュース」
11月14日、札幌市西区で走行中の軽乗用車から左前のタイヤが外れ、4歳の女の子に当たる事故が起きました。
女の子は、事故から3週間以上たっても意識不明のままです。
現場からは、タイヤを取り付けていたとみられるナット5個が見つかりました。
運転していた男性は逮捕時、「運転中にハンドルがぶれて違和感があった」などと話していたということです。
その後も道内では、走行中の車からタイヤが外れる事故が相次いでいます。
道警によりますと、車のタイヤ脱落で人がけがをした事故は、去年はなかったにもかかわらず、今年は12月7日までに11件も起きています。
事故を防ぐには、どうすれば良いのか?
どのような点に気を付ければいいのか?
JAF=日本自動車連盟の安藤純一さんは「タイヤのボルトやナットを締め直す、増し締めを定期的にしてほしい」と話しています。
実は脱落の原因は、ボルトやナットを締め付けたつもりで忘れていた、というケースがほとんどなのだといいます。
安藤さんは、「きちんと最終的な締めつけをしたかどうか、動かす前に今一度点検してほしい」と指摘します。
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