2024.02.18

暮らす

引っ越し準備はどの場所から始める?片付けのプロが教えるスムーズな「荷物整理」

NG行動2:新居のイメージをしないで梱包する

新居のイメージをせずに、とりあえず梱包すると後で大変なことに……。新居の間取りがあるのなら、何をどこに置くかイメージしておきましょう。
段ボールに、“1階手前の部屋”などと書いておくと、引っ越し業者に頼んだ場合もその場所に運んでくれるので、荷解きがスムーズになります。

荷物整理のポイント

「引っ越し作業と一緒に断捨離もしたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。引っ越しは片づけをする大チャンスでもあるので、ポイントを押さえて、いらないモノを処分していきましょう!

1:片づける部屋の順序

ポイントは、“普段使わない場所”から始めること! 押し入れやクローゼットの上段、奥のスペースには、普段あまり使わないモノを入れていることが多いです。
片づける順番も、たとえば思い出のモノや季節用品→書類や本棚→ストック用品→洗面用品……など、“年に数回のモノ→月に数回→週に数回→毎日”にすることで、いらないものを先に片づけていくことができます。

2:片づけの手順

ポイントは、“出す・分ける・しまう”。(1)片づける場所のモノを出す、(2)仕分ける、(3)段ボールに詰めていく。どの場所でも共通することです。
初めは仕分けるのに時間がかかると思いますが、やり続けることで少しずつ慣れていきスピードも速くなるので、焦らず進めてみてくださいね!

3:モノを捨てる・残すときの基準

1番大事なポイントは、“次の引っ越し先でも使いたいか”です。「もしかしたら使うかも」は一旦忘れて、次に持っていきたいモノを選びましょう。
よく使うモノは、“今”使っているのか・使っていないのかを改めて考えて分けてみるのもおすすめです。
処分する際は、“捨てる・売る・あげる”になるかと思いますが、売るならリサイクルショップに限定する、あげるなら渡す先が思いつき、すぐに渡せる人だけにする、など手間がかからないようにしたいです。引っ越しは時間との勝負ですよ!

まとめ

時間がないなかで、引っ越しの準備や新居でやること、子どもがいる方は学校や幼稚園の手続きなど、さまざまなことを考える必要があり負担が大きい引っ越し。引っ越し業者の荷物の梱包サービスを利用するなど、抜けるところは抜いていきましょう。
また、筆者たちのような片づけのプロにお願いし、整理もして、引っ越し後もすぐに荷解きが終わる仕組みを作ってもらうのも1つの手ですよ。

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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】nonpii、sasaki106、daijibako、鈴、sawada、Ushico / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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