2023.11.27

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人生に不安がありすぎて”浪費”に走ってしまう……どうすればいい?【お悩み#51】

クォータークライシス(※) かぁ。なるほどね。
日本ではここ5年ほどでぐっとポピュラーになってきたこの単語。
20代後半から30代前半にかけ、仕事かプライベートかを問わずなぜか抱いてしまうようになる「ぼんやりとした不安」 というのがその意味のようですが(芥川龍之介みたいね)、年代としてはドンピシャのあたしにも、きっちり身に覚えがあります。

ゴッホ•ゴッホッホさん、まずはお手紙ありがとう!
フィンセントでもファンでもないのに、ポスト印象派調の絵画の前で咳き込んでる姿が目に浮かぶ、おしゃれなペンネーム。
不安を抱きがちな人にはあまりにぴったりなお名前すぎて、じわじわとツボを攻められてる気持ちになりながら、こちらの投稿を読んでいました。

そっかそっか。人生が全般的に「なんだかなぁ」って感じなのね。
八方塞がりとまではいかないにしても、謎に全方位型のモヤモヤで視界がかすんじゃう気持ち悪さは、ある程度経験者としてわかっているつもり。

きっとあなたは、あっちもこっちも満足いかないというか、何かにつけてマイナスポイントを見つけてしまうモードに、不本意にもなってしまっているんじゃないかしら。しんどいわよねぇ。

イメージ

あたしはね、同じような症状が激しかった当時(5〜6年ぐらい前かしらね)、自分が陥っている状態のことを「こころの鼻詰まり」と呼んでいた記憶があるの。
大きく息を吸ってリフレッシュしたくても、気管に空気が通らなくてムシャクシャするあの感じ。そのメンタル版。

まさに精神的な風邪とでも言うべきものだと思うんだけれど、当時はそれこそ自分から、仕事や友達、ちょっとした趣味からも遠ざかろうとしていた記憶があります。
「労働環境がよくない」「あたしの話聞いてくれない」「続けても実りが見えない」……あの頃口にしてた台詞は、今思えばゴッホさんと全く同じだったのよね。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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