そんなすくすく育つタオ。
実は今新たに挑戦していることがありました。
それが人に触れられることに慣れるトレーニング。
ブラシなどを使いながらタオの気を引いて、体に触れていきます。
大好きなホースのお湯にじゃれながら、転がりまわって、たくさん体をなでてもらうタオ。
横になってはしゃぐうちに、ぽかぽか気持ちよくなったのでしょうか…。
なんとそのまま夢の中へ…。かわいすぎる!
飼育員の顔もついゆるむ、たまらない時間ですが、ただタオをかわいがるためにやっているわけではありません。
目的は、触られてもタオが安心できること。
そうするうちに、今度は口の中に手を入れたり、今後タオに必要なケアや治療ができるようになったりするために、今始めておくべきトレーニングなんです。
ゾウの赤ちゃんの一番の心配事は「ゾウヘルペス」への感染。
致死率が高く、いかに早く感染に気付けるか、薬をしっかりと与えられるかが、命を守る重要なカギになります。
ちなみに、今タオが一番好きなホースのお湯。
体が濡れると、これからの季節はどうしても体が冷えてしまうため、今、タオの次なる「お気に入り」を模索中。
リンゴのかけらをあげてみたり、角砂糖をあげてみたり…。
何がタオにとっての「ご褒美」なのか、見つけているところなんだそうです。
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