夏の間は、ほぼ全身が茶褐色だったエゾユキウサギですが、冬が近づき、どんどん真っ白な冬毛に変わりつつあるようです。
エゾユキウサギが白い毛に生えかわるのは、日照時間が短くなることが、生えかわり開始の〝スイッチ〟になっているのだそうです。
自然の仕組みって、ホントすごいですね!
ただ、カラダが白くなったけれど、なかなか雪が降らない時間が長いと、逆に白いカラダが目立ってしまい、天敵に襲われる可能性が高くなってしまいます。
生えそろいつつある、〝冬毛〟がふわふわで、とってもかわいらしいですねー。
明るい空がわずかに残っているのか、やわらかな光が、ふわふわ冬毛を、さらに引き立ててくれていますねー。
エゾモモンガも、きのうご紹介したユキウサギ同様、冬眠しないので、冬毛に生えかわります。
エゾユキウサギのように、茶褐色から、真っ白に、とまではいかないのですが、夏毛は、やや茶色っぽい褐色で、冬毛は、それよりやや灰色がかった褐色です。
どんどん寒くなると、1つの巣穴に、何匹ものエゾモモンガが集まって、ギュウギュウに身を寄せ合って、寒さをしのぐ〝共同生活〟をします。
なのでアイヌ語では「アツ・カムイ」(群れて暮らす神)と呼ばれるのでしょうね。
シマエナガちゃんがくつろいでいるのは、テレビのアンテナ!?
キャプションには、「朝コンビニで朝ごはん買って外に出るとシマちゃんの声!?って思ったらまさかのアンテナに…」とありました。
アンテナにシマちゃんがいるのもスゴいですが、すぐに望遠で、撮影出来たこともスゴいですね…。
実はシマエナガちゃん、けっこう身近なところにいるのです、ホント。
小さくて、すばしっこいので、気がつかないだけなのです。
たとえば、鶴居村の「伊藤サンクチュアリ」で、タンチョウを撮っていると、トイレの横の木でシマエナガの群れが盛んにさえずっていたり。
あるときは、美瑛町の「青い池」で写真を撮っていたら、すぐ後ろの木に群れでやって来て、「ジュルジュル」と大騒ぎしたり。
「青い池」の時は、観光客の方がたくさんいらっしゃったので、「皆さ〜ん、ホラホラここにシマエナガいますよ!」って、大きな声でお知らせしたかったのですが、恥ずかしくて出来ませんでした。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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