2023.11.25

暮らす

【話題】「LINEおばさん構文」のなぜ?長い文章に「。」若者に不評の背景とは

「。」がこわい若者たち

大人世代は、LINEに句読点を使いますが、この句読点、特に句点のマルが若者にとっては「怖い」と感じるそうなんです。

本当かどうか、若者に聞いてみると…

20代女性
「ちょっと冷たいような感じ」
10代男性
「『。』だけで読み方が変わる。怒ってるのかなって」
10代男性
「作文やきちんとした文章には『。』をつけるけど、日常会話(LINE)で『。』がつくと怖い」

という意見が!

「句点を怖い」と感じる若者。

こちらも「短文」で送る若者たちならではの感覚があるようです。

というのも、単語単位でスピーディーにやり取りをしていると、本来句読点を打つべき一ですでにメッセージを送ってしまっています。

つまり、「句読点を打つ必要がない」。

そこにあえて、句読点がついている文章があると、若者にとっては違和感が大きいのだといいます。

ITジャーナリストの高橋さんは、「『裏に気持ちがあるんだな』と感じとれてしまって『怖い』という印象につながっているんだと思います」と話していました。

じゃあどうすればいいの?「おばさん構文」対策

では、大人世代から若者へLINEするときは、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?

●句点をつけないで送る
 
若者にとって「。」は区切っている感じがして、それ以上しゃべりたくないという拒否に見える。

●絵文字も少し減らして、文章の量も軽めにする

この2つが大事だそうです。

とはいえ、「おばさん構文」は思いやりにあふれていることもわかりました。

若者も大人世代もお互い歩み寄る気持ちが大事です。

いつの時代もジェネレーションギャップはありますが、お互いの違いを理解することが、やさしい世界につながっていくのかもしれません。

文:HBC情報制作部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年11月14日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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