札幌市民にとって馴染みのある大通公園、その未来の姿について議論が始まっています。
女の子から逃げるように動く光。
人の動きをセンサーで感知し、ミラーが動く仕組みです。
大通公園西10丁目に設置された個性的な遊具たち。
実はこれ、新しい遊びの形を生み出すための実証実験です。
大規模改修も視野に、議論が始まった大通公園。
どんな姿に生まれ変わるのか、取材しました。
明治時代に火災の延焼を防ぐ「防火帯」として作られた大通公園。
札幌の中心部にありながら緑が多く、市民の憩いの場として長年親しまれてきました。
しかし…、噴水は完成から55年。
ほかも前回の再整備から30年以上がたち、あちこちで老朽化が目立っています。
札幌市は、再来年度にも大通公園の改修に着手したい考えで、有識者らによる検討会を開きました。
市民の声をもとに、今後の公園の在り方についての議論を始めています。
そんな実証実験のひとつが、西10丁目に12月3日までの期間限定で設置する遊具です。
「子どもが遊べる場所がもっとほしい」という市民の声を元に実現しました。
さらに、西5丁目で12月に行われる実証実験は「喫煙所の設置」です。
公園の北側の一角に設置される予定です。
札幌市の条例では、大通公園の喫煙制限区域は一部のエリアのみ。
これまでも利用者から苦情が寄せられていて、来月から喫煙所を増設し、その影響を検証します。
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