2023.11.09
暮らす登別にある、クマ牧場。
冬を前に飼育されているクマが、この時期食いだめているのは、「どんぐり」です。
のぼりべつクマ牧場の坂元秀行さんは、クマにとってのどんぐりは「日本人にとっての白米というようなイメージですかね。1日に10キロくらい食べると思います。冬を越すための栄養源で、どんぐりを食べて脂肪を蓄えるという大事な役割があるんですよね。この時期のクマにとっては大切な食糧源になってます」と話します。
実は今年、クマのエサとなる主食の 「どんぐり」が広範囲に渡って不作となっています。
道のヒグマ対策室は、エサを求めて人間の生活圏内に出没する頻度が高くなると見込んでいます。
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