2023.11.22

出かける

「小樽に惚れ込んだ!」移住者が営むおいしいお店【3店】

小樽の旬・ディープな情報を「”市民目線”でおもしろおかしく、真面目にお届け」しているウェブマガジン「小樽自身」から、選りすぐりの記事をお届けしています。

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小樽散策の際、その佇まいや香り、雰囲気に惹かれてふと立ち寄ったお店。
目移りするメニューの中から「これだ!」と思う一品をオーダー。

美味しい食事と共にオーナーとの会話を楽しむ中、「実は私、〇〇から小樽に移住したんですよ」という心温まる瞬間に出会うことがあります。

今回はそんな小樽に惚れ込んだ方々が営む、美味しいお店を3店舗ご紹介!皆さんの小樽への思いと、自慢のメニューの一部をお届けします。

01-隠れ家本舗 炉鉄(ろって)

取材に行ったのは…小樽市内会社員のYさんです!

秋も深まったある日、JR小樽駅から徒歩10分ほどの花園にある炉ばた焼・鉄板焼「隠れ家本舗炉鉄」に同僚と行ってきました。

このお店は、2016年8月にオーナーの高崎さんが始めたお店です。
オーナーは九州の福岡出身で、若いころからスノーボードが好きで北海道を訪れていたそう。札幌を訪れることが多かったそうですが、小樽まで足をのばしたときに小樽をすっかり気に入ったとのこと。

それから一念発起して今の場所で開業し、現在に至ります。九州・福岡から北海道・小樽に移住してお店を開いて商売されていることに、小樽市民として大変感激して訪問させていただいた次第です。
お店は花園の嵐山中央小路を進んだ先に出現し、その名前のとおり、まさに「隠れ家」の佇まいです。

突如現れるあたたかな提灯

オーナーこだわりの落ち着く空間

靴を脱いでお店に入るとカウンター席の横を通り、テーブル席に案内されます。隣には個室もあります。テーブル席と個室には大きなモニターがあり、バレーボールが放映されていて、スポーツバーのようです。
オーナーに聞いたところ、店内はすべてオーナーの手作りだそう。店作りからオーナーの熱い気持ちが伝わってきます。

北海道といえばクラシック!

新鮮で大きなエビに期待満載

炉ばた感が詰め込まれたお通し!

まず、飲み物を注文します。
お通しが炉ばたで焼いた大きなエビでびっくり。ぷりぷりしてとってもジューシーです。

メニューは、海産物をはじめ、肉料理、野菜料理、お好み焼きなどたくさんあります。オーナーのレパートリーの多さに再度びっくり。
たくさんあるメニューの中から記者が食した①厚岸産かきの酒蒸し、②お刺身盛り、③自家製ハンバーグ、④ホタテのバター焼、⑤お好み焼きについてご紹介します。

①厚岸産かきの酒蒸し

これまで見た中で一番の大きさです。ジューシーで食べ応え抜群です。レモンをかけて食べるのがおすすめ。

②お刺身盛り

中トロ、ひらめ、真鯛、うに、ぼたんえびと盛りだくさんです。
ひらめの上にうにがのっているお刺身は最高の美味です。どれも新鮮でおいしくいただきました。すだちをかけて食べるのもおすすめです。

③自家製ハンバーグ

鉄板で調理しているときのおいしそうな香りが届き、期待が高まります。期待通り、肉がしっかりして食べ応え抜群です。

④ホタテのバター焼き

ホタテとバターがぴったり。その香りが食欲を一層そそります。ほたてのひもにも味が染みています。

⑤お好み焼き

ぶた玉そば入り、ミックスそば入り(ぶた、エビ、イカ天)、スメシャル焼(ぶた、エビ、イカ天、もち、チーズ)の中からスタンダートのぶた玉そば入りを注文。香りが食欲をそそります。大きくて、ほくほくで、ジューシーでおいしくいただきました。

他にもたくさんのメニューがあります。日本酒のメニューが多いのでお聞きしたところ、小樽市民には大変なじみのある若松さんのメニュー看板をお知り合いから譲り受けたのこと。日本酒好きにはたまりませんね。次回訪問するのが楽しみになりました。

カウンター後方にずらりと並ぶ日本酒

店内は一人でもゆったりくつろげるカウンター9席や、8名利用の個室が1室あります。テーブル席は最大10名まで利用可。2時間飲み放題付の宴会プラン(5,000円)や90分飲み放題付きの女子会プラン(3,800円、3名より)も用意されています。地元の方はもちろん、観光や出張で小樽を訪れる方にもおすすめの一軒です。

平日は、オーナー1人で調理、接客を行っていますので予約がおすすめです。週末や混雑しているときはスタッフも対応してくれます。皆さん明るく、好感度抜群です。

隠れ家本舗 炉鉄(ろって)
【住所】小樽市花園1丁目8-18
【電話】0134-65-7189
【営業時間】17:30~25:00(L.O. 24:30)
【定休日】不定休(休日明けの平日が休みになることが多いです。)
【駐車場】なし

小樽通(おたるつう)

小樽観光協会が運営する「小樽通(おたるつう)」。 小樽のマチに精通した、おもてなしの心で伝える、暮らしと旅のメディアです。

https://otaru.gr.jp/

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