令和のいま、音楽はスマートフォンで聴く時代。
一方、1980年代の若者は、音楽を聴くためにラジカセを使っていました。
ラジオとカセットレコーダーが一緒になった、「ラジカセ」。CDのひとつ前、昭和に大活躍したカセットテープ。
再生ボタンを押せば、一気にレトロな世界に浸ることができます。
そんなラジカセに、令和さんたちは興味深々!
いざ音楽を聴こうとしますが…
「これ、どうやって使うの~?」
ケースに入ったままのテープを手に持ち、苦戦する令和さんたち。
令和さん「(ケースを取って)入った!…わ!音楽が鳴った!すごい!」
スマイル札幌店 嶋貫さんに、ラジカセの思い出を聞きました。
「録音機能は画期的でしたよね。テレビの前に置いて、ふたつのボタンを押して好きなアイドルの歌を録音して....よく当時は覚えたりしていましたね」
“あるある”だったのが、録音中に母親が「ごはんよ!」と声をかけてきて、その声も録音される…なんてことも!
ラジカセが、令和の時代に復活したと聞きつけ、大型家庭量販店に行ってみると…
ありました! 一際目立つ、"レトロなラジカセ"です!
実はこちら、見た目は昭和でも、機能は”令和”なラジカセなんです。
開発したのは、家電・オーディオ機器メーカーのセンター商事。
社長の石尾慶一郎さんが、こども時代に憧れていた、80年代の懐かしいデザインを再現しました。
USBやマイクロSDカードに収録された、音源の再生が可能。
さらに、Bluetooth接続機能を使えば、スマホの音楽も聴くことができます。
見た目は「昭和」でも、機能は現代的です!
当時、青春時代を過ごした人たちが購入しているのはもちろんのこと、
ここ数年のレトロブームにより、「カセットで聴く」という行為そそのものが若い世代にもウケているんだそうです。
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※掲載の内容は番組放送時(2023年11月1日)の情報に基づきます。