2023.10.27

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10年間飼っていたペットを亡くした彼女が、心を閉ざしてしまった。どうしたらいいものか……【お悩み#49】

人によって様々ではありますが、ペットとのつながりは、恋人や親子にもなぞらえることができるぐらい、飼い主にとって大切なものであることが多いように思います。
そのつながりを失うことは、身近な誰かを亡くすことと同義。きこりさんのパートナーもあたしの母親も、きっと身を切られるような思いをしたに違いありません。
涙が止まらなくなってしまったり、笑顔を失ってしまったり……それは飼っていた我が子のことを、本当に愛しく、大事に想っていたがゆえのこと。

ただ、その状態がしばらく続いて、なかなか変化しないとなると、一緒にいる人間としてはやっぱりいろいろ心配になってくるよね。
辛い気持ちはわかりつつ、それをなんとか乗り越えて通常の社会生活を送れるよう、こころを回復させていってほしいと願っちゃうというか。
そのために何かしてあげたいようで、でも何ができるのかわからず、きこりさんも書いてくれているようにますます「どうしたらいいものか」と考えてしまうというか……。

「ペットロス」という表現自体はカジュアルになって久しいようにも思うのですが、とはいえそのロスに直面した人、その周囲の家族の気持ちや状況は、どうしてもカジュアルとは正反対の在り様をしているのが常。

経験者として、今その問題と直面しているであろうきこりさんファミリーのことを、「そりゃ大変よねぇ」と勝手に案じてしまう自分が、パソコンの画面の前にいるのでした。

あたしなりのAnswer

さてあたし自身は、母に対して十分なケアができていなかったし、シンバのこともこころの中で整理がつかないままにしてしまっていたなぁと、当時のことを思い出して反省したりもするのですが。
だからこそ、きこりさんにはぜひ自分のパートナーのこと、そして、ひと足さきに旅立った黒猫ちゃんのことを、大切にしてあげてほしいなと思うの。

ということで、ここからはあたしなりに、きこりさんへのアドバイスをつらつらと書かせてもらえればと思います。

ではね、きこりさん。
笑顔を無くしてしまったパートナーさんについて心配するのは、そりゃもう当然のことだし、そこに悩むところにあなたの相手への優しさというか、家族への情愛を感じたりするんだけれど。
ただね、きっとあなた自身も猫ちゃんを失ったロスを少なからず抱えているだろうし、そして、それを誰かとしっかり分かち合った方がいいと思うの。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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