2023.10.27
深める1994年に「TOKIO」のメンバーとしてデビューした山口さん。
20代のころは、酒が強いほうがかっこいいと思っていたといいます。
そして酒を通じて先輩や仕事の仲間とたくさん会って、次の仕事につなげたいという思いもあり、積極的に飲み会に参加していました。
「とにかく人生を豊かにするもの、それがお酒だと思っていました。自分の中心にお酒がありました。酒を飲めないなんて人生の半分を損しているとか言って」
そのころ、世界で一番嫌いな言葉は「ラストオーダー」だったとか。閉店前の1時間に、焼酎のロックを5杯飲んで帰宅。そんな調子で、楽しく騒ぐために飲んでいたといいます。
「TOKIO」には山口さんのほかに、メンバーが4人いました。
音楽活動のほか、番組のロケなどで常に全国を飛び回り、多忙を極めていました。
そんな当時の活動について、山口さんは“ワーカホリック”(仕事中毒)になっていたと振り返ります。
「なんでだろう?結構ワーカホリックみたいになっていて、ほかの人に仕事を渡せないというか、自分がやらなきゃとか、メンバーで分担することもできるんだけど、私はできなくなっていて…そのころからお酒の飲み方が変わってきていました。でもお酒が増えてきたことや、心の病気にかかっていたってことに、全然気づいていなくて」
ワーカホリックとは、自分の健康や趣味よりも、仕事を一番に優先し、常に動いていないと気が済まない状態のことを指します。
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