紅葉狩りにフルーツ狩り、おでかけの増える季節ですが、注意が必要です。
気温がぐっと下がり、秋が深まるこの時期に注意したいのが交通事故。
日に日に夕暮れの時刻が早まるため、視界不良による事故が起こりやすく、10月から12月は、1年で最も交通事故が多い時期なんです。
そんな中、損害保険会社でつくる協会が発表した、最新の「交通事故多発交差点」。
北海道版では、去年一年間に交差点で起きた人身事故を件数でワースト順にまとめています。
人身事故のうち、6割以上を占めるのが交差点での事故。
そこには、思わぬ危険が潜んでいます。
地下鉄豊水すすきの駅から歩いて3分ほど。
札幌市中央区南5条西1丁目の交差点。
去年一年間で人身事故が最も多く発生した交差点なんです。
ここは、創成川通りをまっすぐ南下して、アンダーパスをくぐってすぐの交差点。
日本損害保険協会北海道支部の長崎達事務局長に現場を見てもらうと…
「アンダーパスをあがってきた車線が2車線あります。直進のみ可の標識があり、直進しかできない道路のはずなんだけれども、左折事故が起きるという珍しい場所です」
さらに、実際に車で通ってみると、アンダーパスの出口の信号で車が詰まり、追突事故が起きやすい状況もわかります。
長崎さんは、コロナ禍で減っていた物や人の流れが戻り、交通量が増えたことがワーストとなった要因の一つだと分析します。
一方で毎年のように多くの人身事故が起きているのが西区八軒の交差点。
ここには、事故の「ある特徴」がありました。
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