2023.10.07
SitakkeTV札幌市内を毎日、30キロ。車いすでトレーニングする女性がいます。
モットーは 「やりたいことはやらなきゃ損」 。その挑戦を追いかけました。
去年5月。中環(なか・たまき)さんの姿は四国にありました。
細い道も上り坂も、果敢に進むときに出る言葉は「おもしろい」。
下り坂は、車輪をぎゅっと抑える手袋が、擦り切れてぼろぼろになるといいます。
2人の子どもを持つ中さん。
車いすで生活するようになったのは、37歳のとき、14年前からです。
去年、挑戦したのが、四国一周。一日50キロを進みました。
体が悲鳴をあげる中、野宿で挑む日々。載せた荷物は11キロ。
しかも走るのは、競技用ではない「ふつうの」車いすです。
実は、「走ることが大嫌い」という中さん。
それでも、走りを止めることはありません。
23日間をかけて、ついに車いすでの四国一周を達成。868キロを駆け抜けたのです。
そしてことしも、新たな目標へと向かっています。
車いす生活のはじめは、「引きこもっていた」という中さんはどうして挑戦を始めたのでしょう。
その原点と、今も続く挑戦は、【「言い訳しないで、やりたいと思ったことを」車いすで野宿…次の目標は「九州一周」その理由は】の記事でお伝えしています。
※掲載の内容は取材時(2023年9月)の情報に基づきます。
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