2023.10.05
育む「性教育は早い方がいい」という理由のもうひとつに、子どもが小さいときの方が、伝えやすい きっかけが多い こともあります。
例えばお風呂。
小さいときは一緒に入るだけではなくて、服を脱がせてあげたり、体を洗ってあげたり…。
子どもの裸に接する唯一の時期です。
性教育の次の一歩は 「プライベートゾーン」 の大切さをしっかり伝えること。
「おっぱい、だいじだいじ」
「自分だけの大切なところだから、誰かに見せたり、触られたり、してはいけないところなんだよ」
と繰り返し伝えてあげてください。
水着になることがイメージできれば、「水着で隠れているところがあなただけの大事な『プライベートゾーン』っていうんだよ」と伝えやすいかと思います。
そしてぜひ取り入れてほしいのが、親自身が態度として子どもの「プライベートゾーン」を尊重することです。
具体的にいうと、体を洗うとき、お風呂上りに保湿をするとき、おむつを替えてお尻をふくときも…
子どもの裸に触るときには、どんなときも「今からさわるね?」「失礼します」と必ず声をかけること。
これはとても効果があると、私自身の子育ての中でも実感しています。
いつも「だいすき」「あなたがとっても大切」と伝えていることと、これらの声かけがあると、子どもは体感として自分を大切にできるようになります。
「大好きなお父さん・お母さんですら、『いいよ』って言わないと自分の体に触らないのに、よく知らない人が触っていいはずがない」って、ちゃんとわかるんです。
そして逆に、子どもにとっても小さいときは他の人の体をみる唯一の時期。
質問をもらうことも多いのですが、お母さんが「生理」のとき、子どもにどう説明していますか?
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