2023.10.01
出かける河崎が体力の衰えを感じて、10年ほど前から探していた後継者が、なかなか見つからなかったのです。
そんなとき、河崎さんが声をかけたのが、町内のホームセンターで店長をしていた三国豊さん・38歳。店の常連客でした。
河崎さんは、三国さんなら「この店を大事にしてくれる、この町の人も大事にしてくれる。引き継ぐのに最高の人物だと。これ以上のやつはいない」と思ったのだといいます。
その三国さんはというと、「夫婦2人で飲食店をやりたいという願望みたいなものがあった」といいます。
妻・志の生さんも「私たちがやりたいと思って描いていた夢を、実際にやっているという感じだった」と話します。
3年前に後を継いだ三国さんは、函館市出身ですが、15年前に白老町にやって来て以来、愛着がわき、家族で暮らしています。
常連客も三国さんについて、「人がいいんだよね。奥さんもそうだしね。マスター(河崎さん)が見込んだだけある」と太鼓判を押します。
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