2023.11.25
暮らすずぼらな筆者は、息子のジャージの洗濯のときにポケットのなかを確認し忘れて、ポケットティッシュを入れたまま一緒に洗ってしまうことがたびたびあります。洗ってしまったら、たとえ乾いたとしても元の目的で使うのは難しいですが、そのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。
そこで、筆者宅では洗面台のお掃除に使っています。洗面台を使ったあとは髪の毛や水しぶき、鏡の汚れはが気になりますよね。そんなときはサッと引き出しの定位置から取り出して拭き取り、そのまま捨てる。今は筆者ひとりがやっていますが、家族みんなの使用後の習慣になってほしいなと声かけや置き場所など試行錯誤しています。
いつの間にか溜まりがちなモノには“定位置”を作ることが大事です。そうすることで増えて収納できなくなってくることを自覚し、「消費しよう!」と行動に移すことができます。置き場所が決まっていない、量も決まっていない、となるとどんどん増えて、置き場所も広がり、いつの間にか本当に必要なモノが収納できずに片付かなくなってしまいます。溜まりがちなモノには定位置を決めて、持っている量を把握できるようにしておきましょう。
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文:てらだあさこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:てらだあさこ PROFILE】
室蘭市在住の3姉弟のずぼら母。「ちゃんとしなくちゃ!」といつも何かに追われ子育てにもゆとりがなかった頃“整理収納”と出会い、本当の片付けを知る。おうちが整うとともにゆとりの時間や気持ちが生まれたことに感動し、整理収納アドバイザー1級を取得。自身の体験から「整理収納で家も家族も自分自身ももっとすきになる 」をコンセプトに、忙しいママの笑顔のため活動中。