2023.09.16
食べる北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介します!
第9回は、「雨竜沼湿原」をご紹介しました。
雨竜沼湿原の魅力は前編の記事でご紹介しましたが、この記事では、私が雨竜沼湿原でいただいた、お手軽山グルメのレシピをお伝えします!
きょうのメニューは「カレーライス」!
何回も作っているカレーライス。
山でルウを手作りしたり(恵庭岳後半のリンク)家で作って持って行ったりと、色々試みた結果、「レトルトのルウ×炊き立てのライス」が、一番美味しくてお手軽だとわかりました。
さらに今回はトッピングで山を表現してみることに…(笑)
・生米2合(4人分)
・レトルトカレー
・ウインナー、トウモロコシ、ゆで卵
①米を炊く(1合につき水200㏄が目安です)。同時にルウを湯煎して温めておく
②お皿の中央に山の形になるように米を盛り、周りにルウをかける。
③トッピング。(ウインナーはハシゴを、トウモロコシは岩場を、ゆで卵はご来光を表現)
※雨竜沼湿原で火気使用がOKかどうかは、役場に確認済みです。
完成~~!全然山には見えません!笑
みんなでモグモグすると、美味しさも倍増です。
選んでくるカレーに個性が出ますね!面白かったです。次回はあいがけカレーしよう。
むっふ~!しっかり焼いたウインナーが美味しい。
と、頬張っているとディレクターKさんから嬉しいサプライズが!
ノンアルコールビールです!
350ml×4本…。約1.4㎏を背負って運んできてくれたことに感謝して乾杯。
お家で冷やして、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れてくれたので、キンキンでした!
・家で1合分を準備するとき、ターメリックパウダーを混ぜると、ターメリックライスが手軽に作れます
・米の炊き方ですが…
はじめ強火→沸騰したら弱火で15分→チリチリ音がしてきたら火からおろす→タオルなどでくるみ、ひっくり返して10分程度蒸らす
このような感じで、いつもなんとなくやっています。
適当な人間なので15分後にフタを開けて炊けているか確認をします。
天国のような場所。2時間登るというハードルがあるから、この美しい景色が守られているのだと思います。
ちなみに天使のように優しいディレクターKさん、帰りには靴がこんな状態に…。
「ほぼ素足」と言っていました。
いつも親切にしてくれるKさんに何もできなかった私…。
普段は色々持っていって全然使わないのに、大事なときにはテーピングすらない。
申し訳ない気持ちは、絶景とおいしいごはんでも吹っ飛ばず、Kさんには後日ビールを贈りました。
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■週末の天気は、毎週金曜の夜にHBCウェザーセンターがお伝えします:連載「お天気コラム」