一歩入るとそこは…お引越しが待ち遠しい！「オランウータンの森」作り上げる職人技

少しずつ塗装を重ね、丁寧に削り、岩場が作られていきます。

工事が進むこの場所の主は…オランウータン。

お引越しももうすぐ！注目施設が、完成間近です。

おりの中から聞こえる「ぷっぷっ」という音。

「レイト」（オス・３）

こちらの気をひこうとつばをふきかける、遊び盛りのレイト（3歳）です。

お母さんのレンボーはとっても器用。

レイトのお母さん「レンボー」（メス・24）

暑い日には水で顔を洗います。

２頭は今、札幌市円山動物園の非公開エリアに「仮住まい」中。

新しい住処への引っ越しを待っています。

2頭を担当する、李泳斉飼育員も「レイトが思う存分、私たちの想像を超えるくらいの速さでいろんな動きをしてくれるのを早く見たい」と期待感をにじませる最新施設。

工事が大詰めを迎えた「オランウータン館」です。

特別に許可が出た撮影で目に飛び込んできたのは、高さ８メートルにもなる何本もの木。

そして、降り注ぐ光に照らされた岩場。

目指すのは、オランウータンのふるさと、東南アジアの森をまるごと「体感」できる場所です。

1300平方メートルの広さに光る、とっても繊細な職人技の数々。

知ると、きっとここで暮らすレイトたちに会いに行きたくなる！

【もうすぐ】オランウータンのふるさと完全再現！職人技光る注目新施設に独占潜入【札幌・円山動物園】で、その裏側をたっぷりお伝えしています。

文：Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時（2023年8月）の情報に基づきます。